この記事を読んで是非バズれるLINEスタンプを作ってみてください。
LINEスタンプはAIのおかげで誰でも簡単に作れる時代になりましたが、ただ可愛らしいもの、面白いものを作っても簡単に売れるわけではありません。
SNSで話題になるスタンプには、必ず共通する特徴や戦略があります。
この記事では、クリエイター歴30年の筆者が、2025年に通用するLINEスタンプ制作&マーケティングのコツを7つに絞って解説します。
見出し構成と内容例
1. トレンドにアイデアをプラスするテーマ選び
流行りのものを取り入れるのは売れる物作りの基本ですね。とはいえ誰でも思いつくものをそのまま使ってはダメです。
例えば流行語であればそれを絶対言えない、言わなそうな職業やキャラクター、シチュエーションなどと結びつけて展開するなど、必ず一捻り加えてみましょう。そうすることで個性が出て自然と他と差別化できます。
トレンドで目を引きつつ、組み合わせのアイデアで楽しませることが大切です。
・流行中のキャラ風モチーフを反映に何かアイデアを加える
・ネタ探しはX(旧Twitter)やTikTokなどでチェック
2. キャラクターの個性を明確にする
イラストに自信のある人であれば、オリジナルのキャラクターを生み出してみるのも良いでしょう。しかし単に可愛らしいキャラやカッコいいキャラを画力に任せて描いてもLINEスタンプの場合には目に留まりにくいです。
上手な絵を描くこと以上に心がけたいのは、ひとくせある意外性のあるキャラクター造形を生み出すことです。例えば既存のものだと猫とサメを結びつけた「サメにゃん」など意外なものの組み合わせなども面白いです。
他にも強面なのにメルヘンチックな口調のキャラなどキャラクターに様々な意外でシュールな個性を足すことでより魅力的なキャラクターが作れることと思います。
・個性が強い方がリピーターがつきやすい
・「ゆるかわ」「シュール」「毒舌」などジャンルを固定
3. 日常で使いやすいセリフを入れる
LINEスタンプは日常的に親しい人とのやり取りに利用されることがほとんどなので、やはり会話として使いやすいものの方が好まれます。
日常的な挨拶、受け答えに便利な返事や感情表現など定番で使用できるものは基本的にセットに含んでおいた方が良いでしょう。
・友達同士で送り合える短い言葉が◎
・感情表現(喜怒哀楽)を網羅するとセットで売れる
4. 1枚で笑えるインパクト
インパクトは大事です。日常的な行動や感情表現など言葉のやり取りをしなくても伝わるぶっ飛んだスタンプは人気です。
絵の勢いや描き込み、思いもよらないアイデアを組み合わせてバズらせましょう。
・文字なしでも成立する表情やポーズ
・例:「マッチョがサイドチェストで名詞を渡す」、「劇画タッチで白目をむく美少女」
5. 動くスタンプや音付きで差別化
LINEスタンプにはアニメーションや音声機能があるので、それを利用してサプライズ的な要素を盛り込むのもおすすめです。
アニメーションは最大で4秒まで作れるので印象的な動き、セリフや音で人気を集めましょう。
例えば鬼の形相のキャラが急に表情を和らげてお礼を言うなど、意外な動きを取り入れるなどすると面白いですね。
・ただし凝りすぎず、見やすい動きにする
・制作はProcreate、Clip Studio、Frescoなどが便利
6. SNSと連動したプロモーション
効率よく自分のLINEスタンプを宣伝するためにもSNSなどを利用することも有効です。
開発段階のキャラクターのプロトタイプや制作過程など投稿しながら期待値をあげて少しでもファンを獲得しておくと結果が出やすいです。
LINEスタンプに限らずクリエイター活動をするのであればSNSでのプロモーションは必要になるのでこれを機会にぜひアカウントを作っておくことをお勧めします。
・公開前からファンを作っておく
・ハッシュタグ「#LINEスタンプ」「#スタンプ制作中」で拡散
7. 定期的なシリーズ展開でファンを固定化
少しでも売れ行きの良いLINEスタンプが作れたならシリーズすることをおすすめします。
一度買ってくれた人は次も買ってくれる可能性が高いということ、また買ってくれた人がLINEスタンプを使用することで、そのスタンプを送られた人が興味を持ってくれる場合もあり、徐々に広がりを見せる可能性もあるからです。
シリーズの展開としては、オーソドックスに同じキャラクターで別のアクションやセリフを作ることはもちろん、メインキャラクターに別のキャラクターを絡ませたりするなど世界観を広げる方法もあります。
・「第2弾」「冬限定版」などで再燃狙い
・キャラクターの世界観を広げてブランド化
まとめ
LINEスタンプでバズるには、「テーマ選び」「個性」「使いやすさ」の3本柱が必須です。
さらに、SNS発信とシリーズ展開で固定ファンを増やせば、長期的に売れ続けるコンテンツに育つ可能性もあるため、やりがいのある副業になる場合もあります。
今はAIでキャラクター生成できるので絵の苦手な人もチャレンジしやすくなってますね。
せっかくなので、ただ作るだけでなく「どう広げるか」を意識してスタンプ制作に挑戦してみると良いでしょう。